「いま」の保管庫

大切なことを書き留める場所

記録②


3日目

喉の痛みに耐えられず、眠った気にならずに起床。

今日も寒気と共に朝が来た。体温は38度。

ほんの少しの頭痛と、とてつもない喉の痛み。

朝にゼリーを食べて、頭痛薬を飲んで再び横になる。

昼に起きて、出前のたこ焼きを食べた。おいしい。

午後は体温も落ち着いたが、喉はなにか飲み込むたびに激痛が走る。

特にすることもないのでダラダラとしていた。



夕方頃から喉の痛みが激しくなり、体温も上がった。

晩ごはんにあたたかいうどんを作ってくれていたが、飲み込むのがあまりにも辛く、3口ほどしか食べられなかった。

体温を測ると39度。信じられない。

ご飯を食べられなかった悔しさと、申し訳なさと、身体の辛さで涙が出た。

父と母が部屋の中に濡れタオルと、いい香りのする加湿器をベッドの近くに用意してくれた。

弟が発熱外来に行った時にもらった、頓服薬を飲んで、そこからたぶん眠ったと思う。

家族への感謝も相まって、また泣いていた気がする。

1時間ほど眠って起きると、汗をかいていて、身体が軽くなっていた。体温は36度。

頓服薬のすごさを体感して、この日最後の眠りについた。





4日目

今日も喉の痛みで起床。もう声を発するのもダメになってきた。

体温は微熱。身体のだるさはない。お腹はぺこぺこ。

しかし、食べるということは、喉を通すということ。今の私の喉は、「飲み込む」ということがなによりも痛くてつらい。

水も極力飲みたくないくらい、飲み込むことが痛すぎる。



父と母は、土曜日に受けた検査で陰性だったが、熱や咳の症状はあるので発熱外来にいこうという話になった。

どこに電話をかけてもなかなか繋がらない。やっと繋がった近くの病院では最短で木曜日の診察になるとのこと。

一応木曜日に私を含め3人の予約を取ったが、それまで私は耐えられているのか少し不安になった。

母に、何なら食べられる?と質問されても、何を食べるにしても喉が痛くて食べられない。

食べられるかわからないが、りんごのすりおろしを用意してもらった。

喉の痛みは仕方ないがなんとか食べた。めちゃくちゃ美味しかった。

晩ごはんに、素麺のお味噌汁をもらった。1日ぶりのほんのりあたたかい食べ物、こんなにも美味しいのかと感動した。

そのあとは起きてても仕方ないからすぐ寝た。





5日目

体温は37度。喉は痛い。

多分扁桃腺が腫れているから、飲み込むのが辛いのだと思う。

病院に行かないと何もわからないので今日まで頑張って耐えようと思う。

お腹もついにぐーぐー言い始めた。ファスティングだと思ってなんとか耐えてくれ

治ったら絶対美味しいものお腹いっぱいたべてやるという決意はどんどん固まっていく。



昼頃に、母が買ってきてくれたアイスボックスを食べた。ひんやりしてておいしく食べられた。(グレープフルーツの味が強いところは喉に染みる)

うがい薬はおいしくないけどなんとか使っている。

晩ごはんに母がお粥を作ってくれた。

正直食べられるか心配だったけれど、お粥は喉をするする通ってくれた。

しばらくちゃんとご飯を食べていなかった分、お茶碗一杯で満腹になった。添えてくれたお魚も美味しかった





明日やっと病院へ行けるので、今日も安静に眠りにつけますように。

苦いお薬だけは処方されませんように。。。